「ぼけますから、よろしくお願いします。」は、映画監督の信友直子が、認知症を患う母親と彼女の介護をする父親の日々を映し取ったドキュメンタリー映画。続編では、介護生活のその後を描き、母親の脳梗塞発症や襲いかかる新型コロナウイルスの影響など、さまざまな困難の中でもあきらめずに奮闘する父親の姿を記録した。信友は「人が生きて老いてゆく先には、必ず死と別れがあります。でも人生の最終章は悲しいだけではありません。お互いを思いやり、かわす笑顔もありました。今回もまた、誰もが自分のこととして感じてもらえる物語になったと思います」とコメントしている。
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